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ハードディスクの構造はレコード盤に例えることができます。
レコード盤に当たる物がディスク、針に当たる物がヘッド、及びヘッドを駆動するアーム等が組み込まれています。
ハードディスク装置の場合、可動部は磁気ヘッドを動かすボイスコイルモーター、プラッタを回転させるスピンドルモーターの2つがあります。
「プラッタ」とはハードディスクに内蔵される磁気ディスクでデータを保存させる金属の円盤を指します。
ハードディスクはプラッタ表面の磁性体の磁化状態を電気的に変化させることにより、データの記憶や消去を行ないます。
読み書きを行なう際には、ディスクを高速に回転させ、磁気ヘッドを近づけて(装置によっては接触させる場合もある)表面の磁界を制御します。
通常、ハードディスクでは、内部に1枚から4枚程度までのプラッタ(磁性体を塗布した金属製のディスク)が収納されており、両面(片面の場合もある)に読み書きをしています。
別名磁気ディスク装置と呼ばれるように名前に「磁気」がついている通り、データやプログラムの読み取り/書き込みはすべて磁気を使って行なわれます。
「ヘッド(または磁気ヘッド)」とは、プラッタに記録されている磁気情報の読み書きをする装置です。
磁気ヘッドはプラッタと呼ばれる円盤の面に対して張り出しているアームの先端についている電磁石であり、磁性面に情報を書き込んだり、書かれた情報を読み出したりをする磁気記録において、電気信号と磁気の間の変換をしています。
「スピンドルモーター」とは、ハードディスクドライブ(HDD)のディスク(円盤部分)を回転させるモーターのことです。
ハードディスクドライブ(HDD)内のディスクが回転し始めると、ヘッドがディスク上に浮上し、データを読み書きできるようになります。
そのディスクを回すのが、ディスクの中心にあるスピンドルモーターの役割です。
円盤部分を回転させるモーターはダイレクトドライブ方式となっており、4200・5400・7200・10000・15000rpm(回転/分)が主立った回転数です。
スピンドルモーター回転数が早ければ早いほどデータの読み書きのスピードは速くなります。
スピンドルモーターには、回転軸を支える軸受け(ベアリング)が入っており、最近のHDDは記録密度が上がり、トラックピッチが非常に狭くなっているため、回転軸のぶれを非常に小さくしなければ、データをうまく読み書きできなくなっています。
記憶容量や処理速度などHDDの性能を左右するため、回転数やNRRO(非繰返し性振れ)などの点で非常に高度な精度要求を満たす事が求められています。
「ボイスコイルモーター」とは、アームを駆動して磁気ヘッドの位置決めに使われるモーターのことです。
ディスク上のアームの可動は、ボイスコイルと呼ばれるモーターで直接的に駆動します。
ボイスコイルモーターは動電型振動装置で、スピーカーの原理を発展的に応用したもので、現在ではリニアモーターとして幅広く使われています。
スピーカーのコイルは、音声を再生するという意味からボイスコイルと呼ばれ、ボイスコイルモーターにおいてもその名称が流用されていますが、
ボイスコイルモーターは音声再生とは直接関係なく、あくまで電気エネルギーから直進運動をつくるリニアモータのことを指しています。
アームは円盤上を1秒間に最高100回程度の速度で往復でき、 これによってプラッタのどの位置に記録されたデータへも瞬時にヘッドを移動して読み取り、書き込みが可能となっています。
アーム駆動のボイスコイルモーターは通常のモーターの形をしておらず、仕組みはリニアモーターと同様に、2枚の強力な磁石(主にネオジム磁石を使った物)の間にコイルを置き、このコイルの動きがそのままアームの動きとなっています。
パソコンのHDD(ハードディスクドライブ)では、磁気ヘッドがスピーディな移動をめまぐるしく繰り返すため、その駆動機構には瞬発力と持久力の双方が要求されます。
HDD(ハードディスクドライブ)ではヘッドの位置決めに使用されますが、それを固定するパーツが、通称「ヨーク」と呼ばれる金属部品で、通常は上下2種類のパーツで1セットとなります。
その他にもボイスコイルモーターは、カメラのズーム、絞り、シャッター、ボンディングや微細加工機のアクチュエータ、XYステージにと幅広く使われています。
「制御基盤」は、ヘッドの動作制御、読み込み・書き込みの制御を行っています。
最近のHDDは写真のように基盤は1枚でPC側と接続するための端子と一体になっています。
磁気ディスクやヘッドは同一でも、接続する仕様によって制御基盤のみ異なるHDDも見受けられます。
E-IDE接続のHDD マスターとスレーブの設定用のジャンパースイッチの設定が必要です。
ハードディスクの記憶容量は、「1枚あたりのプラッタ容量×プラッタの枚数=記憶容量」 がハードディスクの記憶容量になります。
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プラッタは通常複数枚格納されていて、それぞれ表裏に記録できるようになっています。
このため、160GBのハードディスクといっても、80GBのプラッタを2枚内蔵している場合もあれば、160GBのプラッタを1枚内蔵している場合もあります。
もちろん1プラッター当たりの容量が大きい方が、プラッタの枚数と容量で、HDD(ハードディスクドラブ) の総容量が決まるので、枚数が少なく、容量が大きいものが記録密度が高いので性能が良くなります。
記憶容量が合計160GBのHDD(ハードディスク) を例に取ると、80GBのプラッタが2枚か、160GBのプラッタが1枚搭載されることになりますが、80GBのプラッタが2枚あるとデータが分散されてしまうため、枚数が少なく容量の大きいプラッタの方が性能はいいと言えます。
(※プラッタの記憶容量は両面あわせたものを基準としているため、片面しか使用していないプラッタを持つハードディスクでは、ハードディスク全体の容量がプラッタあたりの容量の整数倍にならず、プラッタあたりの容量の0.5倍の端数が出ることがあります。)
プラッタサイズを大きくするメリットには以下の理由があります。
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製造されたばかりのハードディスクには、トラックやセクタといった論理的な境界はない状態になっています。
コンピュータは、常にユーザーの要求に応じて必要な情報をすばやく探し出さなければならないため、どの情報がどこに格納されているのかを把握している必要があります。
ディスクを使用するには、まず保存領域を一定単位に区切って、管理用の番地を付けなければなりません。
その番地を使って「どの場所にどのデータが保存されているか」を管理するのです。
このように、初めて保存領域を区切って番地を割り当て、ディスクを使用可能な状態にすること、もしくは一度区切って番地を付けた領域を白紙に戻して、新しく仕切り直す一連の処理のことを「フォーマット」と呼びます。
ハードディスクを図書館にたとえるなら、ほんの位置を明確に把握できるよう本棚を用意する作業がフォーマットとなります。
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フォーマットには「物理フォーマット」と「論理フォーマット」の2種類があります。
クイックフォーマットと通常のフォーマットの違い
ハードディスクなどをフォーマットする際、通常の「フォーマット」と、「クイックフォーマット」では何が違うのでしょうか?
Windows XPでは、「マイコンピュータ」にある「ローカルディスク」などのアイコン上で右クリックし、「フォーマット」を選ぶと「フォーマット-(選んだディスク名)」画面が開きます。ここでどのファイルシステムでフォーマットするかなどを選択して、「開始」を押すと通常フォーマット(Windows 98/Meの「フォーマットの種類」で「通常のフォーマット」を選んだ場合と同じ)が始まります。
ここで「クイックフォーマット」にチェックを入れてから「開始」すると、フォーマットにかかる時間を短縮することができます。
通常のフォーマットでは、データの管理情報の保存領域を消去します(データ自体の情報は残っています)。
加えて、ディスクの不良個所のチェックを行います。
不良個所にチェックを入れて、今後、その部分へデータを書き込みできないようにするのです。
こうすれば、不良個所に記録したファイルが後から開けないなどのトラブルを回避することができます。
一方、クイックフォーマットでは、管理情報の保存領域の消去のみを実行します。不良個所のチェックを省くことで、作業時間の短縮を図るのです。
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注意:物理フォーマット・論理フォーマットに限らず、フォーマットを行うことで、ディスクに記録されていたデータはすべて消去されてしまいますので、フォーマットを行う前には、必ずバックアップを行うように心がけてください。
ファイルシステムとは、ファイルの管理方法を指します。
ハードディスク上のパーティションは、そのままでは利用することができず、OSがファイルを管理したり、データの読み書きを行える仕組みを構築することで、初めて利用することが可能になります。
このようなユーザーが扱うファイルやディレクトリを実際の物理的なディスク上に対応させ、ファイルやディレクトリ自体を構成する管理の仕組みがファイルシステムです。
ファイルシステムによって次のような基本操作が行われます。
ファイルシステムが壊れてしまうと、管理情報がなくなってしまうので、データがどこに保存されているのかわからなくなっていまいます。
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ハードディスクは、記憶領域全域をひとつのドライブとして使用する形態のほかに、記憶領域を分割して複数のドライブとして使用することも可能です。
この分割された領域のことを「パーティション」と呼びます。
パーティションの管理状況は下記の手順で確認できます。(windowsXP用)
3.5インチハードディスクを分解していきます。途中ハードディスクの種類がMaxtorとSeagateの二種類を使うので、変わっていたりしますが、
基本的な構造は全部一緒なのでスルーしていく方向でお願いします。
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ハードディスクには六角形星型のトルクスネジという特殊なねじが使用されています。
おそらくこの形のドライバー(トルクスドライバー)は見たことがないでしょうが、
現在ではたいていのホームセンターや電気店等で取り扱っていますので、比較的容易に入手できます。
3.5インチハードディスクは表面のシールが貼られており、この下にもねじが隠れています。
当然ですが、表面のシールをやぶると補償は受けられません。
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ふたが外れました。
![]() ふたの内側には、空気の出入りを防ぐ、ゴム(接着剤が半渇き)のようなものが付けられています。 ![]() データを記録するプラッタは写真のように、鏡面でピカピカです。 平面の度合いとしては、鏡以上でしょう。 ![]() ヘッド側。 至ってシンプルです。 基盤から伸びているケーブルとヘッドのアーム付け根にあるチップ以外は電子部品に見えません。 ![]()
ボイスコイルモーターの上にある磁石を外したところ。
ボイスコイルモーターは写真の青緑色の部分にある銅線のコイルを上下から強力な磁石ではさみ、 コイルに電流を流すことで、アームを動かしています。 ちなみにボイスコイルモーターの磁石は非常に強力です。慎重に扱わないと、指をはさむといった怪我や、 他の電子機器等に影響を与えかねないので、注意してください。 ![]() スピンドルモーターについているトルクスネジを外し、プラッタをスピンドルモーターから取り外します。 このとき、ヘッドの付いているアームは手で動かして除けておきましょう。
![]() プラッタを外すとスピンドルモーターが見える。 ![]() スピンドルモーターも外したところ。裏にはモーターを回すための電極が見えます。 ![]() Seagateのこの型番のハードディスクではスピンドルモーターを外すとケースに穴が見えるようです。 この構造は各社で異なるため、スピンドルモーターを外しても穴はできないものもあります。 ![]() ちなみに基盤はネジを外せば簡単に外れます。
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とりあえず分解は以上です。
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